健康心理学特論

健康は、現代人にとっての関心事であり、よりよく生きるための不可欠な状態であるが、それは個人の価値観やライフスタイル、社会・文化によって影響を受ける。ここでは、健康について心理学、とくに認知、感情、行動、発達という視点からとらえ、その課題について論議することにより、健康に関する理解を深める。また、健康に関する研究方法論を獲得することにより、個人や社会における様々なレベルでの健康づくりを支援する専門家としての素養を高めることをねらいとする。

学生の到達目標
1.健康心理学に関する知見を理解し、それを基に討議に参加できるようにする。
2.認知発達の支援に関する専門的知識を理解し、健康づくりに活用できるようにする。
3.実習を通して健康心理学の研究法を体験的に学習する。

担当:奈良 雅之