産業・組織心理学」とは、会社や組織の中での人々の意識や態度、行動などについて研究する学問領域です。たとえば、職場の生産性を高めるには?働く人の心と体の健康を守るには?といったことを研究します。この授業では、産業・組織心理学の4つの領域(組織行動・人事・消費者行動・作業)の中から受講者各々が関心のあるテーマのテキスト・論文を選んで発表し、その内容についてディスカッションすることを通じて、産業・組織心理学にかかわる研究への理解を深めること、心理臨床の実践にどのように活かせるかを考えることを目指します。
学生の到達目標
1. 産業組織・労働に心理学がどのように関わるかを理解する。
2. 産業・組織心理学の領域において近年注目されているトピックを知る。
3. 産業・組織心理学の領域のテキスト、論文を批判的に読み、発表できる。
担当:大嶋 玲未